肝臓の数値を知る

年に1回の健康診断で肝臓をチエック
肝臓病の10%は健康診断で発見されます。
肝臓の機能の異常を早期に発見することが必要不可欠ためにも年に1度は健康診断を受けましょう。

健康診断の検査項目にはGOT、GPT、γ-GTPなど肝臓の機能の異常を発見する検査必ずあります。
これらの機能の検査で肝臓の機能障害が疑われる結果出るとさらに検査するために医療機関から精密検査の通知が送られてきます。

血液検査で肝臓の異常が見つかる人は、受診者の約10%に上がります。
そのうち、アルコール性肝障害が約60%、脂肪肝が約30%、慢性肝炎が約10%となっています。


検査の流れ

 

・問診
問診では、自覚症状や病歴、飲酒の量、飲んでいる薬など聞かれます。

 

・血液検査
肝機能を調べるための血液検査を20種類以上あります。なかでもAST(GOT)、ALT(GPT)、
ALP、γ-GTP、LDHなどの血液中の酵素の量を測定する検査は重要です。

・尿検査

尿検査では尿中のビリルビンとウロビリノーゲンの反応を調べます。
また、尿糖も検査して肝臓病に合併しやすい糖尿病がないかもチエックします。

・精密検査

血液検査や尿検査結果から、肝臓尿にかかるっている疑いが強よまると、エコー検査、X線、CT、MRIなどの画像検査によって肝臓の状態を調べます。肝臓の組織を採集して顕微鏡で調べる検査も行います。

GOT(AST)正常値10~30-U/ℓ GPT(ALT)正常値5~42-U/ℓ

肝障害の種類や進行度によって変わるので、病気のぐあいをはかるものです。

 

LDH 正常値50~400-U/ℓ

乳酸脱水素酵素。肝臓で糖質がエネルギーに代謝されるときに働く酵素。

肝細胞に障害が起きたり、肝細胞が破壊されたりすると、血液中にLDHが増加します。

ほかの検査とあわせて診断します。

 

γ―GTP 正常値0~40-U/ℓ

ガンマ-グルタミルトランスペプチダーゼ 肝臓、腎臓、膵臓などの細胞組織に含まれている酵素。

慢性肝炎、肝硬変、肝がんなどになると検査値が上昇します。
日頃アルコールを飲む人の約50%、アルコール性肝障害がある人のほぼすべてで上昇がみられます。

 

ALP 正常値110~340-U/ℓ

アルカリホスファターゼ。腸粘膜、骨、肝臓、腎臓などでつくられる酵素でリンさん化合物を分解します。

胆石や胆道がんなどで胆道がふさがり、胆汁の流れが悪くなると、ALPの数値に現れます。

 

LAP 正常値60-230U/ℓ

ロイシンアミノペプチダーゼ。タンパク質分解酵素の一種で肝臓や腎臓、腸に多くあります。

肝炎、肝硬変、肝がんなどが起きて胆道が詰まった場合LAPの値に異常が現れます

 

血清総ビリルビン

ビリルビンは胆汁に含まれる黄色い色素で赤血球に含まれていたヘモグロビンが分解されて作れます。

ビリルビンは、肝臓や胆道などに障害があり、胆汁の排出が乱れると血液中に増えていきます。通常は1mg/dℓ以下ですが、3mg/dℓになると白目が黄色っぽくなり、さらに増えると皮膚も黄色っぽくなって黄疸があられます。

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