肝臓にいい食べ物とアルコールとの上手な付き合い方


肝臓の改善

肝機能に異常があっても、自覚症状がないことが多く、悪化しても気づかないケースも方もたくさんおられます。肝臓が悪化していても、普段から自己管理をしっかりすることで、肝機能を改善させるためには、欠かせません。

脂肪肝、アルコール性肝炎の改善方法

肝機能が低下している人の中で、アルコールの飲みすぎや食べ過ぎなどの生活習慣が原因になっている人が多くいます。

特に、脂肪肝や肝炎が疑われいる人は、食生活や飲酒習慣を見直す必要があります。

もちろん一番のいいのは禁酒ですが、そもそも禁酒できる人なら普段から飲みすぎることは、ありません。

ウィルス性肝炎や肝硬変の時には、必ず禁酒をまもってください。

それ以外で症状が安定していれば少量の飲酒はOKです。

ただし適量を守り、休刊日(2日)をもうけるルールを忘れず作ってください。


1日のアルコールの目安
ビール 大びん1本(640mℓ)
日本酒 1合(180 mℓ)
ブランデー グラス1杯(67 mℓ)
ウイスキー ダブル1杯(67 mℓ)
ワイン グラス2杯(240 mℓ)
梅酒 グラス2杯(222 mℓ)
焼酎 お湯割り1杯(82 mℓ)

アルコールとの上手な付き合い方

酔っ払うとどうしても適量が守れなくなってしまうので、まずは飲み方を見直す必要があります。

 

ポイント1  飲酒カレンダーを付けよう。

飲んだ翌日、翌々日は休肝日にする アルコールは、代謝、排泄するのに3~8時間程度。連日にわたってお酒を飲むと肝臓が急速、再生する時間がなくなってしまいます。

飲んだ翌日、翌々日はアルコールを抜いてみましょう。
飲んだ日、飲まなかった日をカレンダーにチェックいれて可視化するのもおすすめです。

ポイント2 ノンアルコールで飲んだ気分に!

どうしても飲みたい、1日の終わりはアルコールでって人におすすめなのが、ノンアルコールビールをおすすめします。最近のものは、味もおいしく、ビールに近いものもたくさんあります。

ポイント3 飲む前に、飲んだあとに野菜ジュースを

アルコールの代謝には、ビタミンが必要。肝臓の再生を助ける働きもあります。

アルコールを飲む前に野菜ジュースなどでビタミンを補給しましょう!

 

ポイント4 肝機能によいおつまみと一緒に飲む

肝臓の機能を高めるおつまみと一緒にのみましょう

ビタミンにはアルコールを代謝する役割だけでなくウィルスを攻撃したり、肝臓を修復します。タウリンやアミノ酸とあわせ積極的にとってください。

枝豆、冷ややっこ、いか刺し、ホウレンソウのごまあえなど

 ポイント5カロリーの低いメニュー選び

普段からカロリーや脂質のとりすぎには注意して、カロリーの低い料理を選びましょう!

ポイントは、揚げ物はできれば頼まない。

もし頼む時は1品だけ、味の濃いたれより塩味を選ぶ、できるだけ野菜をとる

脂肪肝のもとになる油脂分の多い食べ物は注意

肝臓を強化する食材

大豆

大豆に含まれるサポニンという成分には、血液中のトランスアミナーゼの上昇を抑える

役割があります。サポニンをとれば肝臓病が予防できます。

サポニンは大豆加工の豆腐、納豆、みそ、豆乳などに含まれます。

枝豆

枝豆は、ビタミンCが豊富に含くまれており、悪酔いや二日酔いを防ぐ効果があります。

また良質のタンパク質も補給できるので脂肪肝を予防し、アルコールの参加を防ぐので肝臓の負担をやわらげる効果があります。

ビタミンB群、ビタミンEがたっぷり含まれ、カルシウムやリンなどのミネラルや食物繊維も豊富です。毎日の食事に加え肝臓病を予防しましょう!

 

納豆

納豆は発酵によりビタミンB2へ原料の大豆の2倍以上にふえます。

ビタミンB2は、脂肪の代謝に欠かせない栄養素なので脂肪肝の予防に最高です。

また納豆にはビタミンB12も含まれています。

肝細胞の細胞膜を破壊する過酸化脂質を中和、分解するので肝炎の予防になります。

 

またあのネバネバはムチンという物質で、胃に入ると胃の粘膜を保護してくれます。

アルコールから胃の粘膜を保護して肝臓の負担を軽くしてくれます。

悪酔いなどを防ぎます。お酒のおつまみには是非納豆はおすすめです。

そして1日1パック納豆を取り入れてください。

緑茶

緑茶にはいているカテキン、カテキンには脂肪の酸化を抑えるほか、体を活性酸素の害から守り、殺菌効果などがあることが確認されています。

 

そして癌細胞の増殖を抑える働きもあります。

茶殻にも豊富にカテキンが含まれているのでお茶を飲んだあとは茶葉を粉にしてふりかけやてんぷらの衣にして食べると緑茶の有効成分をまるごととることができます。

 

キャベツ

キャベツはビタミンを豊富に含む野菜です。葉の部分にはビタミンA、全体にはビタミンBと食物繊維がたっぷり含まれています。

 

そして肝臓に有効成分は、ビタミンU.メチルメチオニンともいいアミノ酸の仲間です

肝臓に入るとメチオニンに変化します。メチオニンには、アルコールの分解をスムーズにしたり、脂肪肝を防ぐ働きがあります。

さらにキャベツには、グレコシノレート(カラシ油配糖体)

 

かぼちゃ

肝臓に効果のある緑黄色野菜がかぼちゃです。

かぼちゃには、ビタミンAの効果をもつβ―カロチンが豊富です。

他にもビタミンE、ビタミンCもたっぷり含くまています。

肝臓病にかかっている人はビタミンAが不足しがちです。

ビタミンE,ビタミンC肝臓に効果があり特にビタミンEは肝臓病、動脈硬化にも効果があります。

ニンニク

現在、肝臓病の特効薬はありません。しかし肝臓によいと断言げきるのは実験でも効果が証明されている食品がニンニクです。

ニンニクから抽出されるアミノ酸を1~6か月間定期的に服用してもらった実験では、急性肝炎と慢性肝炎の患者さんのほとんど完治するか症状が緩和することが認められました。

他にも二日酔い防止に効果があります。毎日1~2片を食べることをおすすめします

 

他にも

シジミ、しいたけ、ごま、カキなど

肝臓にいい食べ物はたくさんあります。アルコール飲むときはかならずおつまみとして召し上がってください。


 

※この記事の内容は効果効能を100%を保証するものではありませんのでご了承ください。