尿酸をさげる生活習慣とは


生活習慣を改善して尿酸をコントロール

今は、薬が非常に有効なものがあります。

だからといって食事を疎かにしてはいけません。

食事療法は、痛風治療の基本になります。
もう一度、自分の生活習慣を見直しますしょう。

見直すポイントは「食生活の改善」、「適度な運動」、「ストレスの解消」の3つです。

この中でやはり一番厳しく見直した部分は「食生活の改善」です。

尿酸値のコントロ-ルは、食事の改善から

動物性脂肪のとりすぎに注意すること、


動物性脂肪のとり過ぎは、飽和脂肪酸を増やすことになるため、痛風患者は注意しなければなりません。
脂肪は1gあたり約9kcalとエネルギー量が高く、炭水化物やタンパク質の2倍以上のカロリーを含んでいますから、脂っこい料理を好む人はとくに注意が必要です。

脂質のとり過ぎを防ぐには、食材選び、調理法が大きなポイントになります。

例えば霜降り肉やロースの脂質の多い部分をさけ、ヒレやささ身などの赤い部分で選んで食べる。
また料理法も炒め物や揚げ物ではなく、蒸す、焼く、茹でる、煮るなど油を使わずに調理した料理に変えていきましょう。

プリン体を含む食品のとりかた

かつて尿酸値を上げない食事というとプリン体を多く含む食品を制限することでした。しかし現在では、プリン体の含有量にとらわれずに栄養のバランスのよい食事をすることがに主眼が置かれています。

私たちが毎日食べる食事にプリン体は、ほとんど含まれているので特定の食べ物を必要以上に制限するより、バランスのよい食事を心がけることが大事です。

魚にもプリン体は、含まれていますが同時に良質なタンパク質も多量に含まれています。

栄養のバランスを考えて適宣にとるようにしましょう

 

高プリン体食品でもたまに食べる分には大丈夫ですし、1度に大量に食べたり、毎日食べ続けなければ大丈夫です。
プリン体についてもっと詳しくみる

アルコールについて

よくプリン体を多く含むビールは控えたほうが良いと言われますが。

プリン体が含まれていなくてもアルコール自体に尿酸値を上げる働きがあるので

この病気にとって、お酒は種類を問わずリスクがあることを理解しなければなりません。

といえ、どうしても仕事のあとの1杯がやめれない。
そうした人も多いはずです。

理想は禁酒ですが、逆にがまんしたあげく、ストレスが溜まって一気にがぶがぶ飲んでしまうのでは怖いです

どうしてもお酒がやめられないという人は1日の飲料量を守って飲みましょう。

アルコールの1日適正量

・ビール中ビン 1本(500ml)

・日本酒 1合(180ml)

・焼酎 コップ半分(90ml)

・ワイン グラス2杯(240ml)

・ウィスキー ダブル1杯(60ml)

かならず休肝日をつくるようにしましょう。

尿をアルカリ化させる。

尿酸は、尿から体外に排出されます。1日2リットル以上の水分補強をしましょう。

そして尿酸は酸性のもとで結晶ができやすくなり尿酸結石ができやすくなります。

尿路結石を予防し、尿酸が体外に排泄をうながすには、野菜や海藻を十分にとることが有効です。
この尿アルカリ性食品をとるようにしましょう。

尿アルカリ食品            

くだもの                     

バナナ、メロン、グレープフルーツ

野菜類            

にんじん、キャベツ、大根、かぶ、なす、ほうれん草

イモ類            

さといも、ジャガイモ

海藻類

ひじき、わかめ、こんぶ

その他

牛乳

普段から意識して野菜をとるようにしましょう!       ゆでたり、炒めたりしたほうが、かさが減って食べる量が増えます。1日350g以上摂取するのがベスト!

野菜や海藻はの多くは、プリン体が少なく低エネルギーで、水分も豊富さらにプリン体の吸収をおさえる働きのある食物繊維も含まれているために、高尿酸血症の人には強い味方といえるでしょう。

食事の取り方が大事

痛風など生活習慣を改善、予防するには、1日の総摂取エネルギーを制定するほかにも規則正しい食生活を送ることが大事です。

朝食は1日のエネルギー源、しっかり食べるのが理想。
夕食は、腹七分目

夕食をたっぷりとると夜間は消費エネルギーがすくないため、ほとんど脂質として蓄積されます。
また21時以降のできるだけ避けるのが理想。

食事を楽しんでください、ゆっくりよく噛んで食べる

テレビ、スマホ、新聞の見ながら食事は、食べ過ぎの原因になります。

ゆっくり味わってゆっくり食べることで尿酸値も上がりにくくなります

1人暮らし、会社員はどうしても外食に頼りがちです。
外食の多くは、味付けが濃く、塩分や脂質が多くエネルギー量が高い傾向にあります。

和食の定食など品数が多いものを選びましょう。
野菜不足になりがちなので野菜は意識してとるようにしてください。

適度な運動が大事

ウォーキングや軽い水泳、散歩などの軽い有酸素運動を20分以上行うと肥満解消になります。

急激なダイエットは禁物!

肥満を拐取するために食事の量を減らして極端になダイエットがする人がいますが、これは逆に尿酸値を上昇させるこになり、高尿酸血症を悪化させてしますことがあります