アルツハイマー病型認知症
認知症は85歳以上から急増。
認知症の原因となる病気は、約70種類とされてますが、その中でもっとも多いのがアルツハイマー病です。
日本人の認知症の50%以上を占めていると言われています。
男性よりも女性に多くみられます。
いぜん、多かった脳血管疾患(脳卒中)によるものは、予防、診断、治療の進歩により減少しているのに
対して、アルツハイマー病はどんどん増加の傾向になります。
その理由に診断の進歩により早期発見できるようになったことも一因です
実は、アルツハイマー病型認知症は、いつとはなしに始まるので、はっきりした発症の時期はわかりません。
ただ、βアルミロイドの蓄積は、症状があらわれる10年程度前に始まると考えられています。
脳内の異変は、きづかないうちに徐々に進行していて、70歳や80歳になって表面化するというわけです。
初期の症状には、同じ話を繰り返す、親しい人の名前が出てこないなど、高齢者であれば、だれにでも起こり
得る症状が見れます。
中期の症状
見当識障害が進み、時間、自分のいる場所もわからなくなります
徘徊したり、幻覚や妄想にかられて大声をだしたりといった問題行為を多くなります。
介護者にとってもっとも大変な時期です
後期の症状
知能低下が進み体が衰えて寝たきりにアルツハイマー病型認知症の発症から短い場合は
4~5年、長い場合は十数年 平均8年と言われています
レビー小体型認知症
アルツハイマー病型認知症に次いで2番目に多い認知症です。
患者の脳内には、レビー小体という特殊な物質がたくさん見れてることからこの病名がつきました。
レビー小体とは、神経細胞にあられる「封入体」と呼ばれる異常な構造物のことです。
正確な人数はわかりませんが認知症の全体を占める20%とも言われ40万人程度と推定されてます。
初期の症状
幻視、認知の変動、誤認パーキンソン症状、睡眠時の異常行動、抑うつ、自立神経症状、
後期の症状
幻視や睡眠時の異常行動は行ける。パーキンソン症状や認知障害は進行、のどの障害が出る
アルツハイマー病型認知症より症状が早く信仰することがあります
ですから早い時期から専門医にかかり、変化したときにはすぐに相談できるように、医師との信頼関係を
築いておくことが必要です
血管性認知症
脳卒中の発作後に起こる認知症です。
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳血管の発作、つまり脳卒中が原因となって起こる認知症。
アルツハイマー病型認知症とちがって、きっかけと時期がはっきりしています。
ラクナ梗塞と言って脳の奥の細かい動脈が壊死することによって生じるタイプあります
またラクナ梗塞があってもその数が少なければ脳梗塞の症状は起こりません。
これを無症候性脳梗塞と言います
無症候性脳梗塞はたまたまMRI検査をしたときに見つかります。
ラクナ梗塞は70代になるとほぼ全員に認められます。
症状
ダメージの範囲より症状も様々、
嘔吐、頭痛、抑うつ、感情の不安定、意識障害、言葉のもつれ、めまい、けいれん、失見当職、など
生活習慣の改善で脳卒中は、予防できます。
若年期認知症
65歳未満で発症する認知症40代での発症も珍しくない
日本の若年性認知症患者は3万7800人と推測されています。
介護期間が長くなり収入の減少などの問題が若年性認知症は、平均発症年齢がからわかるように働き盛りを直撃します。
発症が若ければ若いほど要介護期間が長くなります。少ない収入で長期間介護しなければなりません。
厚生労働省では、若年性認知症の家族への支援も用意されています。
介護保険は40歳以上であれば、利用することができます。
治る可能性がある認知症
認知症の中には早期発見して治療することで治るものもあります
・甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモン製剤を服用すれば症状はよくなります
・慢性鼓膜下血腫
頭蓋骨に穴をあけそこから血腫を吸い出します
高齢者にもあまり負担になりません
・正常圧水頭症
脳脊髄駅を外に出す手術をすると症状が劇的に改善することもあります
・脳腫瘍
手術、放射線、抗がん剤の治療法があります。
※この記事の内容は効果効能を100%を保証するものではありませんのでご了承ください。